【術後半年】治りが遅い?神経再断裂の可能性?!
2017/01/22
ケガをしてから気付けば半年が経っていました。
長いようでとても短い6か月間でした。
痛みは大分薄れて、感覚がない生活にも慣れてきていました。そんな状態での検診でした。
半年検診の様子をリアルタイムで綴っていましたので紹介します。
術後半年
手術後6ヶ月がたった。
今日は検診の日。
いまみてもらったら先生『あれ、もうちょっとよくなってほしかったな』
私『(・・・ん、どゆこと)』
先生『とんとんしたらピリピリするので神経は断裂してはいないと思うんだけど一応エコーでみてみるからー』ということで、今待ってるところ。
(15分ほど待合室で待機したのち診察が再開する。)
結果がでた。エコーじゃ神経繋がってるか断裂してるか見えなかったと。
今度MRIやってもう一回見てみることに。
もし切れたとしたら、もう一度手術っていう選択肢もあるが半年もたっているので単純な神経縫合はできない。
足の神経を移植して繋げるというのだ。軽度といえど足に後遺症残るかもしれんし、輸血みたいなこともするから感染症のリスクもある。
だから手術するかどうか考えといて、とのこと。
まあMRIで繋がってるのが確認出来れば問題ないのだが・・・。
検診に行ったその場でスマホに記録していました。
具体的に見ていこうと思います。
指の動きや感覚の有無を確認する、エコーで神経を見ることになった
診察室に入ると、久しぶりに先生とご対面です。
さっそくだけど、見せてもらうかな、と先生。
腕をめくり手を差し出す私。
小指の動きの確認や親指の付け根の力の入り方、手首の動きや力の入り方等について調べられました。
次に手の感覚がない部分をつねられて「痛いですか?」と聞いてます。
全然痛くなかったので、私は「痛くないし感覚はない」という事を伝えました。
そうか・・・と覇気のない返事。かなり気になります。
肘の傷付近を指でトントンしてどこが響くか聞いてきます。
小指までピリピリしているような、気はします。そのことを伝えます。正直あいまいです、どこまでピリピリしてるのかハッキリはわかりません。
先生『もうちょっと回復しててもいいんだけどな~。(治るのが遅いな~ともボソッと言ってます。)もしかしたら神経が再断裂している可能性もありますね。』
私『え、ええええ!マジですか先生!』
先生『あ、いや、傷のところをトントンしたら小指までピリピリするから大丈夫だとは思うんだけど、一応確認してみたほうがいいな。』
私『(とほほ。。。)はい・・・』
先生『今度MRIとりますので、空いている日教えてください。あ、エコーある?(看護師に)』
後日MRIをとることになったのですが、ここで意外な展開でした。
なんと違う病棟からエコーをすぐに借りてこれたみたいで、腕の神経をエコーで確認することになりました。
エコーで見た結果・・・よく見えない
ベッドに横にされ、ヌルヌルのジェルの様なものをベットリ腕に付けられた後にエコーを当てていきます。
白黒のモニターに私の何かが映ります。
妻のお腹の中の赤ちゃんを見たときにエコーで見たな、と思い出します。確かあの時もどーなっているのかさっぱりわからなかったんです。
今回もぱっぱらぱーでしたが、先生が『これが骨です。』とか『これが神経!おーあるある』とかいろいろ言っています。
腕の傷のあたりを何度もぐりぐりして見ようとします。
しかし残念ながら神経がつながっていることは確認できませんでした。つながっていないことも確認できていません。
つまりはよく見えなくて今の状態はわからなかったという事です。
ですので、次回のMRIで確認する事となりました。
MRIをして再断裂していないか確認する
MRIをして、その結果によって新たな選択肢が生まれます。
考えられるパターンは3つ。
繋がっていることが確認できた場合
手術も成功して、その後再断裂もせず順調に回復している事になります。感覚や運動神経が戻るかどうかはその人次第で運任せですが、治る可能性は0ではない事となります。
この結果が一番いい場合ですね。完治を目指して、前向きになることができますね。
再断裂していることが確認できた場合
神経がつながっていないことがはっきりわかった場合、つまり神経が再断裂していた場合です。
この場合、2つの選択肢があります。
- もう一度手術をしてつなげる
- 諦める
もう一度繋げるといっても、切れた神経同士を直接つなぎ合わせても、両方神経の変性が始まっていて繋がることはないので、足の神経のあまり使わない部分を切ってそれを間に入れてつなぎ合わせる作戦をとるしかないようです。
それには合併症や感染症のリスク、また軽度ではあるが足の神経に影響が出る可能性がある、との事でした。
もう一方の諦める・・・とはつまりは神経は一生繋がらない、治らないという事です。つまり感覚が一生戻らないことが確定するという事です。(医学の進歩により治る可能性は除きます。)
完治の可能性がほぼ無くなると大きな精神的ダメージを受けますが、今のままでも生活はすることはできています。
再手術した場合のリスクを考えたらこのまま放置するのもアリなのではと思ってしまいます。
神経の縫合部分を確認できなかった場合
神経がつなぎ合わさっているか、つまり再断裂しているかどうかハッキリわからなかった場合です。
この場合、すぐ手術をするか、様子を見て決めるか、諦めて何もしないかの3択になります。
「手術をする」を選んだら、もしかしたら繋がってこれから治るかもしれない神経をいったん切り落として”ゼロ”にしてから手術することになります。
これはかなりリスキーです。
それだったらもしかしらそのうち治るかもしれないくらいの心の持ち様で、毎日を暮らしていくほうがよっぽど楽かなと考えました。
悩んでもしょうがない
先の分からないことに対して悩んでもしょうがない事なので、結果が出てから悩もうと思います。
ということで取りあえずMRIの日程を決めて、受けてみることにしました。
続きます。
⇒「【MRIをうけて】初めてのMRI!診断結果は果たして!?」